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 12月10日に質的研究班のメンバーで質的研究から導きだした質問項目に対してのエキスパートパネルからのご意見をどこまで反映させるかを検討し、表現を変えたり、いくつかの質問項目をまとめたりしました。原版の尺度に追加することと、新たな尺度を構成するという基本方針案を考えました。今後、量的研究班も一緒に全体ミーティングを行い、パイロットスタディでの質問紙の最終調整に入ります。それが終わったら倫理審査に申請する予定です。

更新日:2024年12月9日


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 12月7⁻8日に熊本市で開催された第44回日本看護科学学会学術集会で訪問看護師を対象にした質的研究の結果をポスターで発表しました。エキスパート・パネルでご協力いただいた研究者やMIに興味のある参加者が発表を見に来てくださいました。本当にありがとうございました。ポスターセッションへの参加者は全体的にあまり多くなく、少し寂しい発表でしたが、久しぶりに会った共同研究者とディスカッションを行い、有意義な時間でした。

更新日:2024年11月30日



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 現在、質的研究から導いた日本版のMI尺度についてMoral Injury の研究者からご意見をいただいているところです。そこでのディスカッションを通じて、研究者によってMIの定義がかなり異なることに気づきました。私たちの研究では、MIという概念を初めて提唱したShay (2014)の定義を下敷きにしています。Moral Distressという概念もあって、この概念には「裏切り」という要素は入っていないのですが、Shayの定義には権威のあるものからの裏切りという要素が入っています。海外文献を質的に統合した時にも裏切りという要素は出てきました。日本ではまだMIの概念が普及していないことから、今後議論の焦点になる可能性があると考えています。




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